令和2年度神奈川県川崎競馬組合一般会計予算について

令和2年度神奈川県川崎競馬組合一般会計予算について

 神奈川県川崎競馬組合の競馬事業については、日頃から格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 去る2月10日、神奈川県川崎競馬組合議会令和2年2月定例会におきまして、令和2年度神奈川県川崎競馬組合一般会計予算が可決されました。
 令和2年度当初予算額の総額は、当組合の設立後、最高額となる814億余万円で、前年度当初予算額に比べ72億余万円の増、109.7%となっており、新たな経営計画を策定し、経営目標の達成に向けて着実に施策に取り組むことにより、組合経営の安定化と川崎競馬のさらなる発展を目指す予算として編成しました。
 具体的には、全日本的なダート競走の体系整備に併せて、川崎競馬のダートグレード競走の実施時期の変更や重賞競走の新設、賞金等を拡充するとともに、川崎競馬の競走体系を整備することで、強い馬づくりを推進します。併せて、新馬戦の賞金を増額することにより、新馬の入きゅう促進を図ります。
 また、川崎競馬の持続的な発展を実現するため、競馬場及びきゅう舎の施設・設備についてもさらなる整備を行うとともに、激甚化している台風等の災害への対応を図ります。
 さらに、当組合の構成団体である県や川崎市への収益配分金を6億3千万円に増額し、地方財政への貢献にも努めてまいります。
 ファンの皆様には、これまで以上に川崎競馬を楽しんでいただけるよう、関係者一同、全力で取り組んでまいりますので、引き続き御支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。