重賞レース

第19回スパーキングサマーカップ(SIII)

2022年8月25日

レースガイド RACE GUIDE

第10回(2013年)までの勝ち馬のうち6頭がこのレースで重賞初制覇。15年ブルーチッパー(大井)も同様だったが、16年に連覇を達成。18年ウェイトアンドシー(浦和)、20年グレンツェント(大井)は同年の川崎マイラーズ1着、21年サルサディオーネ(大井)は前走でスパーキングレディーカップJpnIIIを勝っており、近年は川崎マイル戦で実績上位の馬が活躍している。【1着馬に日本テレビ盃JpnIIへの優先出走権を付与】

コースガイド

4コーナーのポケットから発走し最初のコーナーまで500mあり、さほどハイペースにはなりません。差し馬にとってはカーブがきつい3コーナーでうまく立ち回ることが求められます。

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大井所属馬対他3場所属馬 頂点へのローテーションは3通り

※データは過去10年分(2012~2021年)を対象にした。

1番人気を信頼も、伏兵注意

1番人気が5勝2着3回(3着無し)で連軸にしやすそうだ。
馬券圏外となった1番人気は前走が初重賞制覇だった5歳馬と、全31戦30戦が1,800m以上でマイル経験の乏しい中央から転入4戦目の7歳馬だった。
2番人気は2勝3着3回、3番人気は1勝2着2回3着1回とまずまずだが、5番人気が2着1回3着4回、6番人気以下が1勝2着4回3着1回と伏兵の台頭も目立つ。
尚、1~3番人気が揃って飛んだのは1回のみで大波乱にはなりにくい。

【単勝人気別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外
1番人気 5 3 0 2
2番人気 2 0 3 5
3番人気 1 2 1 6
4番人気 1 0 1 8
5番人気 0 1 4 5
6番人気以下 1 4 1 74

大井所属馬が断然

大井所属馬が5勝2着3回3着5回(連対率28%、3着内率46%)と断然。
2012年4頭、2013・2014年各1頭の3年は冴えなかったが、2015年以降は毎年2頭以上が出走し、必ず1頭は馬券に絡んでいる。
但し馬券に絡んだ13頭は3番人気以内で残る2頭も4・5番人気だった。
それでも大井所属馬で1~3着独占はなく、浦和・船橋・川崎が1頭絡んでくるパターンが多い。
尚、他地区からの参戦馬は善戦する事もあるが馬券圏内には届いていない。

【所属別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外
大井 5 3 5 15
船橋 2 2 3 19
浦和 2 4 1 20
川崎 1 1 1 29
他地区 0 0 0 17

7歳馬に注目、8歳以上馬も穴に一考

7歳馬が5勝2着3回3着3回と好成績で、10年中7年で連対している。7歳馬が3着にも来なかったのは2015年・2019年の2回のみ。
4・5歳で馬券に絡んだのは6頭だが、5頭が1~4番人気(残る1頭は7番人気)と力を認められていない馬では厳しいか。
8歳以上馬が出走頭数も多いものの2着2回3着5回(1・2・3・5・5・7・9番人気)と穴に一考。
尚、牝馬が4勝(2・3着は無し)しているが1番人気が2頭、2番人気が2頭で、3番人気以下では馬券圏内に届かない。

【馬齢別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外
3歳 0 0 0 1
4歳 2 1 0 9
5歳 1 2 0 17
6歳 2 2 2 19
7歳 5 3 3 22
8歳以上 0 2 5 32
牝馬 4 0 0 12

真ん中よりの枠がやや有利

枠順による有利不利は少ないが、4~7枠から20頭が馬券に絡んでおりやや有利。
ただここ4年は1~4枠の馬が4連勝しており、深く考える必要はなさそうだ。

【枠順別成績】(過去10回)

  1着 2着 3着 着外
1枠 1 0 1 8
2枠 1 1 0 8
3枠 2 1 0 13
4枠 2 1 3 13
5枠 0 3 1 15
6枠 1 1 3 15
7枠 1 2 2 14
8枠 2 1 0 14

ローテーションは3通り、連軸はマイルグランプリ出走馬から

2020年からサンタアニタトロフィーが秋へ移動し、同時期の同条件(大井1,600m)はマイルグランプリとなったが
近9年中8年で、その大井マイル重賞出走馬が1勝2着8回3着4回と断然。内6頭は馬券圏外(4・4・5・7・7・10着)から巻き返している。
京成盃グランドマイラーズ出走馬も3勝2着3回3着5回と負けていない。こちらも4・4・5・7・8・8着からの巻き返しがある。
同じ川崎1,600m戦である川崎マイラーズ出走馬は4勝2着5回3着2回だが、4・4・6・8着からの巻き返しのみでどちらかと言えば好走組が狙い目。
上記3レースのどれにも出走していなかった馬は近7年に絞れば4頭のみ。
重賞5勝馬のケイアイレオーネが1番人気1着、中央から転入緒戦だったブルーチッパーが2番人気1着。
2019年に9番人気3着したシュテルングランツは中央から転入して11戦目にして初のマイル戦(距離短縮)だった。

ライター:友好春

ファルコンビーク

リネンファッション

高津オープン(2022年8月4日)


 

ジョーパイロライト

スパーキングサマーチャレンジ(2022年8月3日)


 

スマイルウィ

マイルグランプリ競走(2022年7月27日)


 

ファルコンビーク

トランセンデンス

川崎マイラーズ(2022年5月18日)


 

アランバローズ

ゴールドカップ(2021年12月21日)


 

金子正彦

金子正彦

1962年11月12日 神奈川県出身。
1979年に川崎競馬で騎手デビューし16,482戦1,227勝を挙げて2017年3月に引退。重賞勝ちは東京ダービー(サイレントスタメン)、浦和記念(モエレトレジャー)、桜花賞(ミライ)、ハイセイコー記念(ソルテ)など11勝。
引退後は競馬ブック南関東版でコラム、週刊競馬ブックにて重賞回顧等を執筆。

中川明美

中川明美

競馬ブック南関東担当記者。
新聞紙面にてコラム『南関こんしぇるじゅ』、週刊競馬ブックで『NANKAN通信』、競馬ブックWEBにて『南関あらうんど』等を執筆。週刊競馬ブック南関東S重賞本誌担当。
グリーンチャンネルにて『アタック地方競馬』『ダート競馬JAPAN』に出演中。

プロフィール_2

第19回スパーキングサマーカップ(SIII)

注目馬情報

■ファルコンビーク(牡5歳 川崎・内田勝義厩舎)

写真:真鍋元

今年5月には川崎マイラーズを勝って念願のタイトルホースとなったが、地元川崎で目下3連勝と上昇一途。川崎コースとは抜群の相性だ。
3歳の優駿スプリント後にはマイル路線へと転向。レース経験を積みながら精神面が成長。折り合い面の課題も解消し、スピード値の高さだけではない流れに合わせたレースにも対応できるようになった。今や充実期を迎えている。

「成績を見てもわかるように充実していますね。しかも川崎マイルはベストと言える条件。昔は気難しい面もあったけど今はハナにこだわることもなく番手でも競馬ができるようになっている。相手は強いけどこの馬のリズムで運べればいい競馬ができるはず。それくらい力をつけている」と話す本田正重騎手自身も今年すでに重賞5勝と波に乗っている。
■スマイルウィ (牡5歳 船橋・張田京厩舎)

写真:真鍋元

初めての古馬重賞挑戦となった今年3月の京成盃グランドマイラーズで重賞初制覇。2番手から早目先頭に立つと後続の追撃を押し切った。カジノフォンテン、モジアナフレイバー等の超一線級を正攻法の競馬で封じたのは価値が高い。休養を挟んだマイルグランプリでは初コースな上に58キロの重斤。それでも一旦は先頭に立つシーンもあり、1分38秒4は出色タイム。
体質が強化すると共に力をつけ、B級からオープンまで駆け上がってきたのが昨年のこと。川崎コースでは暮れの麻生オープンで逃げて3着と適性を見せている。伸びしろを感じさせるマイル期待の新星だ。

「どのコースに行っても力を出せる馬。精神的に動じないのは強味だね。前走後は同じマイルのここを目標にしてうまく調整できた。スタートがうまくて出遅れたことがないし、テンのスピードあるから、先行馬揃いでも行ってしまうかもしれないね」と張田京調教師。
■アランバローズ(牡4歳 船橋・林正人厩舎)

写真:真鍋元

年末のゴールドカップ以来の実戦。7月中旬に帰厩するまでたっぷり時間を掛けて心身の回復を待った。
2歳時にはゴールドジュニア、ハイセイコー記念、全日本2歳優駿を制してNARグランプリ2歳最優秀牡馬に輝き、昨年の東京ダービーでは外連味のない逃げで戴冠した。
金沢で行われたJBCスプリントにも出走したが環境の違いもあってリズムを崩し、ゴールドカップでもかぶされるとあっさり後退。精神面のダメージも大きかった。
調教試験では復活を予感させるスピード感あふれる疾駆を見せていた。

「馬体をしっかり立て直し、メンタル面も立ち直ってくれていると思う。調教試験の段階では六分だったがあれだけの動きをしてくれた。その後も乗り込めているし、テンに速い馬ではあるが今後は控える競馬も覚えさせたい。次につながる競馬になれば」と林正人調教師。
■ヴァケーション(牡5歳 岩手・畠山信一厩舎)

写真:横川典視

川崎マイルは2歳時に全日本2歳優駿を勝った同じ舞台。古馬になってから勝ちきれない歯がゆいレースが続いたことから、他地区への遠征を重ねたり、距離を極端に短縮するなど試行錯誤していたが、雪解けを待って岩手に移籍。新天地では転入初戦でさっそく赤松杯2着。次なるシアンモア記念ではゴール前で逃げ馬を捕らえて2020年、秋の鞍(名古屋)以来となる白星をあげた。
前走のマーキュリーCでは10番人気だったが直線では1番人気のケイアイパープルと競り合って3着争い。前2頭とは6馬身差があったとはいえ地方馬最先着。収穫ある一戦になった。
川崎コースを走るのは昨年のこのレース以来。里帰りでひと皮むけた走りを期待したい。

「マーキュリーカップは距離的にも半信半疑だったがあれだけ走れることがわかった。水沢のシアンモア記念でもいい勝負をしてはいるが、右回りだとどうも3、4コーナーでズブさを見せる。前走の盛岡ではスムーズだったし、慣れたところへ行くので心配はない。追い切りの動きもよかったので好レースしてほしい」と畠山信一調教師。
■ジョーパイロライト (牡6歳 浦和・小久保智厩舎)

写真:真鍋元

トライアルの準重賞スパーキングサマーチャレンジを軽快に逃げて4馬身差をつける快勝。スパーキングサマーカップへの優先出走権を獲得した。
3歳の戸塚記念以来の重賞挑戦となるが、古馬となってからはマイル中心のローテーションで着実に力をつけてきた。逃げたときの脚の速さはもちろん、最後まで渋太いため大負けすることも少ない。
今回は、得意の川崎マイルで初タイトルを狙うだけでなく、一線級の先行馬相手にどんな立ち回りができるか試金石でもある。

「理想はハナですが、他の先行馬たち相手でそんなに甘くないと思う。砂を嫌がる面もあるので揉まれない位置なら番手でも競馬はできます。一生懸命走る馬だし川崎マイルは合う条件。それでいて最後にはもうひとつギアを上げてくれるのが強味。ステップアップしたいですね」と藤本現暉騎手

金子正彦

金子正彦

1962年11月12日 神奈川県出身。
1979年に川崎競馬で騎手デビューし16,482戦1,227勝を挙げて2017年3月に引退。重賞勝ちは東京ダービー(サイレントスタメン)、浦和記念(モエレトレジャー)、桜花賞(ミライ)、ハイセイコー記念(ソルテ)など11勝。
引退後は競馬ブック南関東版でコラム、週刊競馬ブックにて重賞回顧等を執筆。

中川明美

中川明美

競馬ブック南関東担当記者。
新聞紙面にてコラム『南関こんしぇるじゅ』、週刊競馬ブックで『NANKAN通信』、競馬ブックWEBにて『南関あらうんど』等を執筆。週刊競馬ブック南関東S重賞本誌担当。
グリーンチャンネルにて『アタック地方競馬』『ダート競馬JAPAN』に出演中。

プロフィール_2

写真:真鍋元

第19回スパーキングサマーカップ。
夏の地方交流重賞で舞台はマイル。1着馬には日本テレビ盃の優先出走権が与えられる。
今年は岩手から1頭が参戦しフルゲートで行われた。

ダッシュ良く主導権を握ったジョーパイロライト。その後は横一線。内からファルコンビーク、スマイルウィ、ワイドファラオ、リネンファッションと好位争いは熾烈。
1コーナー入り口ではジョーパイロライトの逃げに、2番手はスマイルウィ、外3番手にワイドファラオ。ファルコンビークはインコースにおさまり態勢は整った。よどみない流れとなり、3コーナー過ぎでスマイルウィが先頭に立つと、中団にいたアヴァンティスト、フィールドセンスもポジションを上げていく。
ラクに先頭に立ったスマイルウィが直線も独走状態で押し切りを図るが、ゴール前強襲したフィールドセンスがクビ差交わして重賞初制覇。
アヴァンティストとヴァケーションが競った3着争いはアタマ差でアヴァンティストに。

2着にスマイルウィ、3着にアヴァンティストで確定した。

勝ちタイムは1分41秒3(曇・良)。

写真:真鍋元

1着 フィールドセンス

 道中は中団外目を追走。勝負どころまでじっくり脚をためると、レース最速の上がり。直線の切れ脚は鋭く、ゴール前きっちり差し切った。ペースに惑わされずじっくり構えた本橋騎手の好騎乗。転入2戦目にして手の内に入れた。

<山下貴之調教師>
 (仕上げは)いつも通りチャンピオンヒルズで調整をして、こっちに戻してからは状態も仕上がりもばっちりだと思いました。本橋騎手が前回と比べても今日は抜群だと言ってくれたので良かったです。前がやり合うのはわかっていたので、「それを見ながら行きます」ということで騎手に任せました。直線はたぶん変わるなと思って見ていました。
次走はオーナーや牧場サイドと相談をして決めようかなと思います。川崎でまた重賞を勝たせてもらってうれしいです。今回人気がなかった(8番人気)ので、次は人気になって勝ちたいと思います。


 

<本橋孝太騎手>
 前走はうまく乗れず馬の能力を引き出せられなかったぶん悔しい思いをしたので、今日は勝てて本当に良かったです。(パドックから)先出しだったので跨ってすぐにキャンターを出しましたが、筋肉の質なんかがとても良くなっていたのを感じ、前回よりはいいなと思っていました。レースで前にいた馬は前走で僕が乗せてもらった馬だったので、その後ろにつければ道は開くだろうなとあの位置を選択しました。直線を向いた時は馬も反応してくれたのでイケるなと思いましたが、スマイルウィも力のある馬なので、すごく粘られて、届くか届かないかきわどいなという感じでした。今日も最初の1コーナーまでの入りがあまりうまくいったと思えず、そこを改善すればもっともっと走る馬だと思います。


 

2着 スマイルウィ

 速い流れのなか正攻法の競馬で、負けて強しの印象だ。直線入り口ではラクな態勢だったぶん、最後競り合いに持ち込めていたならまた違うかたちになっていたかもしれないが、外から強襲されては打つ手がなかった。

<張田昂騎手>
 悔しいですね。勝てる競馬のかたちにならず、うまく乗れませんでした・・・。

3着 アヴァンティスト

 外枠になったが、中団で流れにも乗っていた。4コーナーでは2番手まで追い上げたが直線では決め手を欠いた。

<御神本訓史騎手>
 前走のマイルグランプリのレースから外に行った方が良いと思って乗った。乗りやすいし、スムーズな競馬ができてメドが立ちましたね。流れひとつでタイトルも目指せそう。
 距離はマイルがギリギリかな。

4着 ヴァケーション

 川崎コースで走るのは昨年のこのレース以来。元川崎所属馬で、2019年に全日本2歳優駿を勝った2歳チャンプ。その後はムラな走りで不振も続いたが、岩手に移籍したことでシアンモア記念を勝ち、マーキュリーカップ3着と復活の兆しを見せていた。
 集中力を切らさない走りで、今回も直線の切れ脚は目を見張るものがあった。次走は南部杯に向かう予定。

<村上忍騎手>
 怯んだわけではないんだけどコーナーで手応えなくなった部分があったのがもったいなかった。右回りの時ほどではないけど3、4コーナーではズブさを出す。それがなければもっと際どいレースができたはずです。
 それでも最後はまた来てくれたし、今ならもっと距離長くても大丈夫そう。どんなレースでもこなしてくれると思う。

5着 リンゾウチャネル

 今回は後方から差しに構えての競馬。ロスの少ない進路選定で、馬群を捌くのにひと苦労もあったが直線はよく伸びてきた。乗り難しさもつきまとうが道営三冠馬の地力を見せた。

<今野忠成騎手>
 後手後手のレースになって力を十分に発揮できなかった。フラフラするし1頭になるとソラを使うし、気性的に難しい面がありますね。

6着 トランセンデンス

 最後方から終いの3ハロン勝負で6着まで追い上げた。昨年の羽田盃馬だがその後が思ったほど振るわず、ひと息入れたことで徐々に良化を見せている。

<森泰斗騎手>
 以前より脚捌きが良いし今後に期待が持てる内容でした。歩様もよくなってますし、体調が整えば走る馬ですよ。立ち直ってきています。

7着 ファルコンビーク

 好スタートを切ったが2番枠ということもあり、内で包まれるかたちになった。揉まれると弱い面があって力を発揮できなかった。

<本田正重騎手>
 スタート良かったけど外の馬の方が速かったですね。内枠でなければもう少し行けたと思うんですけど、枠がアダになって自分の競馬ができなかった。揉まれると厳しいですね。

8着 トキノパイレーツ

 初ブリンカーで、内々をうまく立ち回っていたが、直線の伸びは今ひとつ。流れも速かった。
<櫻井光輔騎手>
 ブリンカー着けたのはあっている感じですね。悪くない内容だとは思うんですけど終いがどうしても甘くなってしまう。それが課題です。

10着 ジョーパイロライト

 トライアルでは快勝。このメンバーで逃げを打ったのは立派だが、マークもきつく息の入らない展開になった。
<藤本現暉騎手>
 ハナ行っても手応えがなくなるくらい忙しい競馬でした。このクラスになると現状厳しいですね。一生懸命に走っているんですけどペース的にも厳しかった。

12着 アランバローズ

 長期休養明けに加え58キロの重斤量。得意の逃げができず道中は揉まれる苦しい競馬になった。

<左海誠二騎手>
 58キロはきついね。一歩目が遅かった。普通に出たら行くつもりでいたんだけど周りも速かった。休み明けだし、同斤ならまた違うんだろうけど。距離はマイルくらいがベストだと思う。

回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
18 令和3年 サルサディオーネ 牝7 矢野 貴之
17 令和2年 グレンツェント 牡7 伊藤 裕人
16 令和元年 トキノパイレーツ 牡4 町田 直希
15 平成30年 ウェイトアンドシー セ7 今野 忠成
14 平成29年 ケイアイレオーネ 牡7 的場 文男
13 平成28年 ブルーチッパー 牝6 森 泰斗
12 平成27年 ブルーチッパー 牝5 真島 大輔
11 平成26年 トーセンアレス 牡7 張田 京
10 平成25年 トーセンアドミラル 牡6 川島 正太郎
9 平成24年 クラーベセクレタ 牝4 戸崎 圭太
8 平成23年 ベルモントルパン 牡7 石崎 駿
7 平成22年 ディアーウィッシュ 牡6 今野 忠成
6 平成21年 マルヨフェニックス 牡5 尾島 徹
5 平成20年 ベルモントサンダー 牡7 石崎 駿
4 平成19年 ルースリンド 牡6 内田 博幸
3 平成18年 イシノダンシング 牡6 左海 誠二
2 平成17年 マクロプロトン 牡4 内田 博幸
1 平成16年 ユニークステータス 牡5 張田 京